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ノンスリップマスター

ノンスリップマスターは、御影石・大理石などの自然石や、セラミックタイル・コンクリート・モルタル・ホーローバス等の滑りやすい床に化学的処理を施し、床の美観を損ねることなく短時間で滑りにくくします。(※施工時間は面積によって異なります。)

滑りを止める秘密

床材の特性を活かした工法で、特殊な液剤を使い、石の柔らかい部分に微小な凹みを作ります。
床材の表面には、肉眼では見えない2~7マイクロメートルの凹みがランダムに形成され、この凹みに入った水の表面張力の働きにより、靴底と床面の接地面積が大きくなり、また吸盤効果を高め、水の移動を抑える作用を引き出すことで、滑り抵抗を高くします。

●対象床材
大理石、御影石などの自然石、タイル、コンクリートなど
●対象場所
フロアー、エントランス、厨房、浴室、トイレ、プールサイドなど
常に濡れている場所や、雨の日に濡れて危険な場所

商品の特長

特長
その1
床材の美観の変化が少ない
  • 本磨きの御影石や大理石、きれいな釉薬のかかったタイル等の光沢・色調を大きく変化させたり、極端に劣化させたりすることなく滑り止め処理を施すことができます。
  • バーナー仕上げ等では、表面の光沢は全く失われ、ノンスリップ塗装等では、床材表面の質感が本来とは全く異なるものになってしまいますが、「ノンスリップマスター」は「石やタイルの持つ本来の美観・質感を最大限生かして滑り止め効果を与えることができる」優れた滑り止め施工です。
特長
その2
滑り止めの効果の持続性が高い

「ノンスリップマスター」は、床面の平滑な部分を残したままランダムに凹部を形成し、この凹部に水が入った時の吸盤効果で滑り止め効果を発揮する工法です。

その為、床材本来の表面強度を損ねることが少なく、歩行による表面の摩擦速度も施工前とほとんど変わらないので、効果が長く持続します。(※施工対象箇所の歩行頻度や、床材の本来の強度(耐磨耗性)により効果は異なります)

上図は「ノンスリップマスター」施工直後と施工後2~5年後の床材の断面図です。
経年とともに歩行などによって床材の表面が徐々に磨耗し、結果的に凹部が浅くなり効果が少し失われます。

特長
その3
短時間施工が可能
  • 塗装やコーティング等の場合は、硬化・乾燥のための養生時間が長く、着工から歩行できる状態になるまで、長時間を必要としますが、「ノンスリップマスター」は、乾燥養生の必要が全くなく、施工後すぐに歩行が可能です。また、完全に水分が除去されていなくても、施工後は「滑りにくい」状態なので、「床が濡れていて滑って転ぶ」という危険性はありません。
  • 施工対象の施設、特に年中無休の商店等では、安全対策の必要性は理解していても、工事を行なう時間がとれないケースが多々ありますが、「ノンスリップマスター」ならば、店舗・施設の営業終了後(閉店)から営業開始(開店)までの短時間で施工が完了します。つまり、改装のために休業しなくても施工が行えるので、売上げに悪影響を与えません。
特長
その4
メンテナンスが簡単

「ノンスリップマスター」は、施工後も床面は平滑なまま、2~7マイクロメートルの凹みができるだけ。
この凹みの中に、通常のゴミやホコリ等が入り込むことはありません。(※例えば、スギの花粉は直径約30マイクロメートルです。)

したがって、他の一部の工法で見受けられる、大きな凸凹ができてゴミが溜まる、汚れが付きやすくなる、付いた汚れが除去しにくくなる、といった欠点はなく、施工後のメンテナンスは今までとおりでいいのです。

ただし、汚れの原因となる水溶性成分(温泉に含まれるミネラル分等)や、油等の流動体が凹みの中に入り込んだり、床面に頑固な「汚れの膜」を形成したりした場合などは注意が必要です。「ノンスリップマスター」で形成した凹みを塞いだり覆ったりしてしまうので、浴室や厨房等では必要に応じたメンテナンスを実施してください。

特長
その5
施工作業の安全性が高い
「ノンスリップマスター」は、「工事」という名目で施工することがありますが、道路工事や建築工事等と違って、掘削機等の重機械類や特殊工具類等は使用しないので、安全性が高い施工作業です。

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