床材の特性を活かした工法で、特殊な液剤を使い、石の柔らかい部分に微小な凹みを作ります。
床材の表面には、肉眼では見えない2~7マイクロメートルの凹みがランダムに形成され、この凹みに入った水の表面張力の働きにより、靴底と床面の接地面積が大きくなり、また吸盤効果を高め、水の移動を抑える作用を引き出すことで、滑り抵抗を高くします。
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ノンスリップマスターは、御影石・大理石などの自然石や、セラミックタイル・コンクリート・モルタル・ホーローバス等の滑りやすい床に化学的処理を施し、床の美観を損ねることなく短時間で滑りにくくします。(※施工時間は面積によって異なります。)
床材の特性を活かした工法で、特殊な液剤を使い、石の柔らかい部分に微小な凹みを作ります。
床材の表面には、肉眼では見えない2~7マイクロメートルの凹みがランダムに形成され、この凹みに入った水の表面張力の働きにより、靴底と床面の接地面積が大きくなり、また吸盤効果を高め、水の移動を抑える作用を引き出すことで、滑り抵抗を高くします。
「ノンスリップマスター」は、床面の平滑な部分を残したままランダムに凹部を形成し、この凹部に水が入った時の吸盤効果で滑り止め効果を発揮する工法です。
その為、床材本来の表面強度を損ねることが少なく、歩行による表面の摩擦速度も施工前とほとんど変わらないので、効果が長く持続します。(※施工対象箇所の歩行頻度や、床材の本来の強度(耐磨耗性)により効果は異なります)
上図は「ノンスリップマスター」施工直後と施工後2~5年後の床材の断面図です。「ノンスリップマスター」は、施工後も床面は平滑なまま、2~7マイクロメートルの凹みができるだけ。
この凹みの中に、通常のゴミやホコリ等が入り込むことはありません。(※例えば、スギの花粉は直径約30マイクロメートルです。)
したがって、他の一部の工法で見受けられる、大きな凸凹ができてゴミが溜まる、汚れが付きやすくなる、付いた汚れが除去しにくくなる、といった欠点はなく、施工後のメンテナンスは今までとおりでいいのです。
ただし、汚れの原因となる水溶性成分(温泉に含まれるミネラル分等)や、油等の流動体が凹みの中に入り込んだり、床面に頑固な「汚れの膜」を形成したりした場合などは注意が必要です。「ノンスリップマスター」で形成した凹みを塞いだり覆ったりしてしまうので、浴室や厨房等では必要に応じたメンテナンスを実施してください。